スペインの伝統である、ギター、フラメンコ、民衆の詩、ロルカ、、、とスペインの美味しい所、満載のコンサート。スペインで国宝級の喉として大事にされている人気歌手、カルメン・リナーレスの歌とグラナダ出身のフラメンコギタリスト、パコ&ミゲル・アンヘル兄弟の演奏は、初めてスペイン音楽を聴く人にとっても、心地よいものとなるだろう。
「スペインのサイモン・ラトル」と呼び声高いポンスが来日。
「世界最高」と定評のペペ・ロメロの「アランフェス」
リナーレス入魂の「恋は魔術師」
9月9日(金)19時開演 東京文化会館(東京シティ・フィル第192回定期)
ジュゼプ・ポンス 指揮
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団カルメン・リナーレス(歌)ペペ・ロメロ(ギター)
ファリャ《恋は魔術師》(リナーレス独唱)
ロドリーゴ《アランフェス協奏曲》(ロメロ独奏)
ファリャ《三角帽子》第1,2組曲
■入場料金:S・6,000円/A・5,000円 /B・4,000円/C・3,000円これぞ「ガラ・ナイト」の名にふさわしい!―スペインの音楽に少しでも関心のある方なら、そう思われる夕ではないだろうか。
まず演目は、スペインの誇る作曲家マヌエル・デ・ファリャの代表作である2大バレエ音楽、「三角帽子」と「恋は魔術師」。それに加えて、ファリャ以後に最高の名声を博したスペイン人作曲家、ホアキン・ロドリーゴの、およそ誰知らぬ者もいない傑作「アランフェス協奏曲」。まさに「横綱のそろい踏み」を見るようで、振り返ってみても、こんなに豪華な選曲でスペイン音楽を味わえるという機会はめずらしい。
それに加えて、演奏陣にも願ってもない顔ぶれがそろった。東京シティ・フィルを振りにやってくるのはジュゼプ・ポンス、1957年バルセロナ近郊生まれの彼は、いまスペインで最も世評高い中堅指揮者で、1999年度スペイン国家音楽大賞を受けたほか、すでに数々の栄誉に輝いている。1985年、バルセロナに「テアトル・リウル(自由劇場)室内管弦楽団」を創設し、清新なアイディアと秀抜な技量で一躍注目を浴びたポンスは、近年では国外のオペラハウスや音楽祭で活躍する機会も増え、今後おそらくカリスマ的な地位にまで昇るだろうと推測されている。ファリャの名作を手がけての棒さばきは、ひとかたならぬ楽しみだ。

ファリャのバレエ音楽はそれぞれにメゾ・ソプラノ独唱を加えているのがひとつの魅力。これはファリャの故郷アンダルシアの民謡の雰囲気を湛えたメロディーであるだけに、一般のクラシック歌手がベルカントで歌うとどこかそぐわない。この点、今回は歌のパートが本場一流のフラメンコ歌手、カルメン・リナーレスに任されるということで、曲の風味をいやが上にも満喫できるにちがいない。

そして、「アランフェス協奏曲」のソリストにはペペ・ロメロ!この春の東京オペラシティ大ホールにおける独奏会も本当にすばらしかったが、いま、これほど完璧に、しかも伝統である魂の息吹をこめてスペインのギター音楽を演奏できるギタリストは他にいまい。「アランフェス協奏曲」は、そのペペが、生前親交のあった作曲者ロドリーゴへの深く熱い追慕の念をこめて比類なく表現する、至高のレパートリーなのである。私たちにとっても、これは生涯の聴き物となるであろう。(濱田滋郎)
カンテ・フラメンコの女王、スペインの「心」を歌う

9月12日(月)19時30分開演 大 阪 大阪市中央公会堂
9月14日(水)19時30分開演 東 京 新宿文化センター
9月15日(木)19時30分開演 東 京 新宿文化センター
9月16日(金)19時30分開演 東 京 新宿文化センター
9月18日(日)15時00分開演 東 京 すみだトリフォニーホール
現代カンタオーラの中でも人気、実力共に絶大な支持を保ちつづけているカルメン・リナーレス。今回の公演はカルメンの数多くのレパートリーの中でも、特に注目を集めている作品で、昨年のビエナル・デ・アルテ・フラメンコ(セビージャで2年毎に行われるフラメンコ最大のフェスティバル)では、カンテ部門のヒラルディージョ賞を受賞。初演以来10年、既に世界各国で多くの人が足を運び、大成功をおさめてきたこの作品が、ようやく日本のファンの皆様の前に登場します。
今回の公演の曲を採譜したのは、スペインの国民的詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカ。彼自身の作品も舞踊公演の題材によく取り上げられており、クリスティーナ・オヨスは「イェルマ」を、アントニオ・カナーレスは「ベルナルダ・アルバの家」を、新しいところではサラ・バラスが「マリアナ・ピネーダ」を上演しています。彼の詩は、エンリケ・モレンテのCD「ロルカ」を始めとして多くの歌手により歌われており、ギターでもパコ・デ・ルシアが今回のカルメンの公演の曲目とほぼ同じものを録音しています。(「12カンシオネス デ ガルシア ロルカ パラ ギターラ」)このようにフラメンコと深い関わりを持つロルカの遺業に触れるという意味でも、今後フラメンコへの知識を深めていくための大切な一歩となることでしょう。曲目には、「カフェ・デ・チニータス」「ラ・タララ」など、舞踊の際によく使われる曲も含まれており、耳覚えのある方も多いのではないでしょうか。また、グラナダ出身のコルテス兄弟の奏でるフラメンコギターと、カルメンの息の合った共演も見所のひとつです。
フラメンコというと「踊り」ばかりが注目され勝ちですが、ロルカの言葉を待たずともその本質は「CanteJondo」(深い歌)です!その本質に触れることでギター、カンテ、バイレに携わる全ての方の感性をより磨くだけでなく、フラメンコは初めてという方にも満足していただけるコンサートになるはず。この機会をお見逃しなく!
ガルシア・ロルカ採譜によるスペイン民謡復活祭のロマンセ「かわいい巡礼たち」(グアヒーラス)
ムーア人の織物(ブレリア)
アンダ・ハレオ(ブレリア)
カフェ・デ・チニータス(ペテネーラ)
18世紀のセビジャーナス(セビジャーナス)
ラ・タララ(タンギージョス)
セビーリャの子守唄(ナナ)
ハエンのモーロ乙女たち
4人のラバ飼い
ジプシーのソロンゴ (タンゴス)
ドン・ボイソのロマンセ (ロマンセ)
Artistasカルメン・リナーレス Carmen Linares (カンテ)
パコ・コルテスPaco Corte's(ギター)
ミゲル・アンヘル・コルテス Miguel Angel Corte's(ギター)
ペドロ・エスパルサ Pedro Esparza(フルート)
ラファエル・ビジャヌエバ Rafael Villanueva(ヴァイオリン)
フリオ・ブラスコ Julio Blasco(ベース)
イマクラーダ・クレスポ Inmaculada Crespo(パーカッション)
アナ・マリア・ゴンザレス Ana Mari'a Gonza'lez(パルマ)
ハビエル・ゴンザレス Javier Gonza'lez(パルマ)
S 7000円 / A 5000円 / B 3000円 / Sペア13000円チケットのお申込は、
アルケミスタ・チケット 03-3901-1573
FAX03-3901-1578からもお申込いただけます。
インターネットからのお申込は、
こちら。
SPANISH GUITAR FESTIVAL in JAPAN 2005 スパニッシュ・ギター・フェスティバル in ジャパン2005
クラシック・ギターからは「ペペ・ロメロ」「ガジャルド」、フラメンコ・ギターからは「トマティート」「カニサーレス」という、「神の手」をもつ男達の豪華な共演です。4月に久々の来日を果たして東京オペラシティを瞬く間に満員にしてしまった「ロメロ」とラテン・グラミー賞二冠の覇者「トマティート」の世界初のジョイントは、「華」をもったアーティストならではの豪華なステージとなるでしょう。
一方、「ガジャルド」も昨年村治佳織さんとのデュオ・ツアーで俄然その実力を見せつけた超実力派。「カニサーレス」と組んだプロジェクトはすでにNYとロンドンで披露され、大絶賛を博しています。オリジナルのフラメンコ、フラメンコに触発されたクラシック作曲家による名曲、そしてガジャルドとカニサーレス本人の作品と、二人の芸術家が熟成させたインティメートな世界をお楽しみいただきます。
PEPE ROMERO Y TOMATITO EN CONCIERTO - World Premiere Show


第一夜:ペペ・ロメロ&トマティート ジョイント・コンサート
9月1日(木)20時00分開演 東 京 王子ホール (チケットは王子ホール03-3567-9990にお申込ください)
9月2日(金)19時00分開演 東 京 東京オペラシティ
9月3日(土)19時00分開演 名古屋 EXPO Hall(入場無料)
9月5日(月)19時00分開演 大 阪 大阪市中央公会堂
正統派スパニッシュ・ギターの巨匠ぺぺ・ロメロと新譜「Aguadulce」も好調な、ご存知フラメンコ・ギターのトマティートのジョイントという豪華な顔合わせがついに実現! スペインギターの代表曲ともいえる「アランフェス協奏曲」で有名なホアキン・ロドリーゴとも交流の深かったぺぺはアンダルシアのマラガ県出身。アメリカ移住後、世界を舞台に活躍しているぺぺですが、毎年7月に行われる、コルドバのギターフェスティバルには講師として参加。多くのギター練習生が彼のレッスンを受けに、毎年世界中から集まってきます。その世界最高レベルのスパニッシュ・クラシック・ギターのテクニックを堪能していただいた後は、トマティートの言わずと知れた“ムイ・フラメンカ”な演奏をお楽しみください。今回の公演には多才なヒターノ、ディエゴ・アマドール“エル・チューリ”、バイオリンに、ヘレスのギタリスト パリージャ・デ・ヘレスの甥にあたり、多くの公演に引く手あまたのベルナルド・パリージャ、そしてパーカッションには、アントニオ・カナーレスの舞台などで日本でもおなじみのルキ・ロサーダが登場。まさに旬なアーティスト達による素晴らしい演奏を心ゆくまでお楽しみください。
PART I : PEPE ROMERO イサック・アルベニス Leyenda レジェンダ 「伝説」
ホアキン・マラッツ Serenata Espan~ola 「スペインのセレナーデ」
ホアキン・トゥリーナ Fandanguillo 「ファンダンギージョ」
フェデリコ・M・トローバ Madron~os マドローニョス 「ヤマモモ」
マヌエル・デ・ファリャ Homenaje 「オマージュ(ドビュッシーの墓に捧げる賛歌」
ホアキン・ロドリーゴ En tierras de jerez 「ヘレスの地で」
エンリケ・グラナドス La maja de Goya 「ゴヤのマハ」
セレドニオ・ロメロ Fantasía Cubana「キューバ幻想曲」
フランシスコ・タレガ Gran jota 「演奏会用大ホタ 」
Part II : TOMATITO “Aguadulce” トマティート “アグアドゥルセ” Alegri'a アレグリア
Taranta タランタ
Solea' ソレア
Tango Argentino タンゴ アルヘンティーノ 「アルゼンチン タンゴ」
Ronden~a ロンデーニャ
Buleri'a ブレリア
Pepe Romero & Tomatito Tango Flamenca タンゴ・フラメンカ
EnsembleトマティートTomatito, guitarra
ディエゴ・アマドール Diego Amador, contrabajo
ベルナルド・パリージャBernardo Parrilla, violin
ルキ・ロサーダLucky Losada, percusio'n
GALLARDO AND JUAN MANUEL CAñIZARES “MANO A MANO”第二夜:ホセ・マリア・ガジャルド&フアン・マヌエル・カニサーレス"マノ・ア・マノ"


9月23日(金)19時00分開演 大 阪 大阪市中央公会堂
9月25日(日)15時00分開演 東 京 すみだトリフォニーホール
今年のニューヨーク・フラメンコフェスティバルでは、カーネギーホールの観客を総立ちにさせた彼らの公演が日本にもやってきます。クラシックのホセ・マリア・ガジャルド、フラメンコのカニサーレスという二人の天才ギタリストの「マノ・ア・マノ」、まさに手に手を取ってのコンサート。この二人の出会いの仲介役となったのは、あのパコ・デ・ルシアとのこと。バッハをこよなく愛するガジャルドの奏でる調べとフラメンコのテクニックにジャスの要素も取り入れた個性的なカニサーレスの演奏。スペインの新聞紙上で「クラシック・ギターとフラメンコ・ギターの市民戦争」と称されたこの公演は、まさに一見の価値ありです。
ACT I ファリャのテーマ Temas de Falla
隣人達の踊り(ファリャ《三角帽子》より Danza de los Vecinos (Sombrero de tres picos by Falla)
粉屋の踊り(ファリャ《三角帽子》より) Danza del Molinero (Sombrero de tres picos by Falla)
ACT II セビージャ Sevilla
アストゥリアス Asturias
はかなき人生 La Vida Breve
アンダルーサ Andaluza
ポルトラ・サイカモア(エジプトいちじく)~組曲「樹々は語る」より Portola Sycamore
シルベリオの序曲 Obertura de Silverio
遠く離れて Lejana
流星群 Lluvia de Cometas
Ensemble ホセ・デ・ルシアJose' de Luca, bass
ロベルト ボスメディアーノRoberto Vozmedianos, percusio'n
全指定席 S 7000円 / A 5000円 / B 3000円 /Sペア13000円アルケミスタ・チケット
03-3901-1573
FAX 03-3901-1578 からもお申込いただけます。
インターネットからのお申込は、
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ジョゼプ・ポンス Josep Pons 指揮者 
ジョセプ・ポンスは1957年生まれ。有名なモンセラート音楽院で最初の音楽教育を受け、その後ジョセプ・ソレルとアントニ・ロス‐マルバの元、バルセロナで勉強を続けた。
1985年にはバルセロナ舞台芸術研究所 Institution of dramatic art の中で
Orquestra de Cambra Teatre Lliure を設立。専ら20世紀のレパートリーを演奏して、アンサンブルは急速に国際的な評判を獲得した。マヌエル・デ・ファリャ、モンポウ、アルベニス、ストラヴィンスキ等と共にルイス・ドゥ・パブロ、J.A.アマルゴス、ジョセプ・ソレル、ピアソラのような現代の作曲家のレコーディング(ハルモニアムンディ・フランス)はいずれも高い評価を受けている。
この新しいバルセロナのアンサンブルとの仕事に加えて、1994年からグラナダ国立交響楽団 Orquesta Ciudad de Granada の指揮者としてレパートリーの刷新に取り組み、同オーケストラをスペインを代表するアンサンブルへと導いた。ポンスはスペイン国内のオーケストラに度々指揮する一方、その他のヨーロッパ、オーストラリア、イスラエルにもしばしば客演。1995年以降、バルセロナのリセオ大劇場の首席指揮者としてオペラに取り組み、アルベニスの 《ペピータ・ヒメネス Pepita Jimenez》ファリャの《アトランティーダ Atlantida》 と《はかなき人生 La vida breve》トゥーリナの《ドン・キホーテ》のプレミエ、そして Cuyas の La Fatucchiera 等を指揮。
1999年、スペイン文化省はポンスの業績を認めてEl Premio Nacional de la Musica 賞を授与した。
ディスコグラフィ:(ハルモニアムンディ・フランス)ファリャ 《恋は魔術師》《ペドロ親方の人形芝居》 HMC 905213
ファリャ 《三角帽子》《スペインの庭の夜》 HMC 901606
ファリャ 《七つのスペイン民謡》《世界大劇場》 HMC 901432
ロドリーゴ 《アランフェス協奏曲》ほか HMC 901764
ビゼー 《アルルの女》全曲 HMC 901675
ピアソラ 《 バンドネオン協奏曲》 HMC 901595
GUINJOAN Magma. Proyecto Gerhard HMI 987035
GINASTERA Estancias. Concerto for Harp HMC 901808
他多数。

Carmen Linares カルメン・リナーレス
1951年、アンダルシア地方ハエン県リナーレス出身。1965年、マドリッドに移住後、ギター愛好家の父のもと、多くのフラメンコアーティストと交流を深め、自身もプロとしての道を歩み始める。マドリッドのタブラオ黄金時代には、カマロン、エンリケ・モレンテらと共に活躍。着実にキャリアを重ね、カンタオーラとしての人気と実力を不動のものとした。フラメンコのアーティストとしては初めて、エンリケ・モレンテと共にNYフィルの招聘を受け、リンカーンセンターで公演。その後、活躍の場は世界各国の劇場、オペラハウスへとも広がっていった。 彼女の深みのある声は、その表現力、内に秘めた情熱をもってフラメンコカンテの可能性を限りなく広げている。カルロス・サウラの映画「フラメンコ」で生まれ故郷のカンテ、タランタを歌うカルメンの姿は記憶に新しいところである。レパートリーの広さに定評のあるカルメン。その中でも、カンテアンティグオと呼ばれる古いフラメンコのカンテ(歌)を、自分流にアレンジするのは彼女の得意とするところである。
今回のプログラムは、カルメン自身が10年前から手がけているもので、ロルカ採譜のアンダルシア民謡を、グラナダ出身のパコ&ミゲル・アンヘル・コルテス兄弟のフラメンコギターを中心にした伴奏にのせて歌うスタイルは当初から変わっていない。そして、現在もなおスペイン国内のみならず、世界各国からその公演待ち望まれ、愛され続けている作品である。

ペペ・ロメロ PEPE ROMERO
1944年3月8日 「ギター界のロイヤルファミリー」と称される名門ギタリストファミリー、ロメロ家の次男として、スペイン、マラガ県に生まれる。伝説のギタリストの父、セレドニオ・ロメロを唯一の師として才能を伸ばし、わずか7歳にして父とのジョイントコンサートデビューを飾る。
父セレドニオとその息子たち(ペペ、セリン、アンヘル)で構成された“LOS ROMEROS”(ロス・ロメロス)は、クラッシックとフラメンコのテクニックを融合したスパニッシュギターを世界的に広めた立役者である。その功績は、スペイン国王フアン・カルロス1世から表彰され、国外ではアメリカ・ホワイトハウス、バチカン・ローマ教皇邸、英国王室などにも招かれて演奏している。1996年、父セレドニオがこの世を去った後も従兄弟をメンバーに加え活動を続けている。
有名な話であるが、今は亡きホアキン・ロドリゴとの親交はとても深く、ドキュメンタリー映画「Shadows And Light: Rodrigo At 90」では、ペペは主要な登場人物の一人である。また、ロドリゴの最後のギター曲「Concierto para una fiesta」はペペのために書かれたものである。
彼の最新録音は、「Songs My Father Taught Me」 このCDの情報を始め、彼や彼のファミリーの興味深い映像や写真を、公式ホームページで見ることできる。
http://www.peperomero.com/

TOMATITO トマティート
本名、ホセ・フェルナンデス・トーレス。1958年、スペイン、アルメリア県生まれ。
ギタリストEL TOMATE(エル・トマテ)の息子であることからTOMATITO(トマティート=小さなトマト)と呼ばれる。叔父もフラメンコギタリストのニーニョ・ミゲルというギタリストファミリーの中で、幼少の頃からギターに親しむ。15歳の時、スペイン・マラガでフラメンコ歌手カマロン・デ・ラ・イスラに認められ、以後、1992年の彼の死まで活動を共にする。
1991年、初のソロアルバムを発表。最近では、愛娘マリ・アンヘレのボーカル曲を加えたアルバムを発表し、彼独特のフラメンコギターの世界を展開中。またジャズピアニスト、ミシェル・カミロとのアルバム「スペイン」はラテングラミーを受賞。アル・パチーノ主演の『悪魔の弁護士』、トニー・ガリフ監督の「ベンゴ」、カルロス・サウラ監督の「サロメ」などの映画音楽にも参加している。
ホセ・マリア・ガジャルド・デル・レイ José Maria Gallardo del Ray

1961年スペイン、セビリア生まれ。9歳で、地元セビージャでのデビューを飾って以来、世界を舞台に活躍中。クラシックギターのソリストとしてレパートリーの幅広さは定評があるが、それのみならず、バレエ、演劇、オペラ、フラメンコ、ジャズなど各方面とのコラボレーションのキャリアも多い。フラメンコアーティストとの共演としては、今回来日のカルメン・リナーレス、そしてパコ・デ・ルシアが2000年5月に日本テレマン協会と行った公演「el Concierto de Aranjuez」で、指揮棒を握っていたのはガジャルドであった。彼の最新作は「The Trees Speak」(2004).今回の公演ではそのCDからの曲も聴くことができる。また、彼が立ち上げたグループLa Mestranza(ラ・マエストランサ)の活動も1994年のセビージャのビエナルでのデビュー以来、そのユニークな演奏活動は好調である。
フアン・マヌエル・カニサーレス Juan Manuel Cañizares

1966年スペイン、バルセロナ生まれ。現在はマドリッド近郊に在住。ギターを始めたのは7歳の時。以後、音楽学校に通いながらその技術を磨き、1982年ヘレスでのPremio Nacional賞の受賞を契機に彼の名は広く知られるようになり、カマロン、ディエゴ・カラスコ、パタ・ネグラら人気アーティストとの数々の共演が実現していった。 特にパコ・デ・ルシアからは早くからその才能を認められ、1991年、パコのCD「CONCIERTO DE ARANJUEZ」に参加、1998年まで彼のグループの一員として活動を共にした。カルロス・サウラの映画「フラメンコ」では、エンリケ・モレンテの伴奏に登場。その後、彼のCD「オメガ」の録音にも参加し、その異才ぶりを発揮している。現代フラメンコギターの旗手として、今後の活躍が期待されている。